無菌ボックス（耐殺菌灯仕様プレート）

商品情報INFORMATION

殺菌灯による劣化を解消。安心してご使用下さい。

特長

・殺菌灯によるアクリル板の劣化を解消　耐殺菌灯プレートを使用。
・一台で無菌ボックス・ドライボックスに使えます。
・開口部が大きく顕微鏡や各種機器の出し入れも安心です。
・DX型は日本ポール社製のヘパカプセルフィルター（ 集塵効率99.97％、0.3μm）とシリカゲルや活性炭などを
　入れられるアクリルハウジングを通して、常に乾燥した無菌エアーが循環する装置が付いています。
・扉は鍵付きですので安心して作業が行えます。

ドライボックスとしての使用

通常はシリカゲルで充分乾燥したエアーを循環させますが、窒素ガスを併用しますとより効果的です。
（ガスボンベは必ず減圧弁をつけて使用してください）
1. 本体左側上部のコックを開いて下さい。
2. 本体右側下部のコックに6φのチューブでガスを注入して下さい。
3. ガスの流量によりますが約3～5分でガスが充満しますのでボンベのガスを止め両方のコックを閉めて下さい。

無菌ボックスとしての使用

通常のご使用には殺菌灯だけで充分ですが、エアーフィルター装置（DOPテスト法により0.3μmの粒子の
99.97％以上を除去する）とシリカゲル（シリカゲルタンクに約8分目位まで入れる）により常に乾燥した
無菌エアーが内部を循環します。
1. 本体の扉を閉めて殺菌灯とファンのスイッチを入れて下さい。
2. 殺菌灯を点灯中は必ず付属の遮蔽板を取りつけてご使用下さい。
3. 本体右のパスボックスを使用する場合は内側の扉を閉めた状態で外側の扉を開けて下さい。又外側の扉を閉めてから
　 内側の扉を開けてください。
4. フィルター・シリカゲルが汚れ、目づまり・変色の時点で取替えてください。

この製品のよくある質問QUESTION

• Q.「付属品　エアー循環装置1式」に、チューブは付属していますか？

  A.6×4（4Ｍ）が付属しています。
  回答：(株)サンプラテック品質保証

• Q.グローブボックスとは何ですか？

  A.そのままだと水分や酸素に激しく反応してしまうものを取扱う場合、 低水分・低酸素濃度の環境を作って、その中で実験を進める必要があります。このような環境を作り出し、作業が行えるボックスの一つがグローブボックスです。医薬品の試験、土壌分析、半導体など幅広い分野でご利用頂いています。
  
  （株）サンプラテック　品質保証

• Q.グローブボックスの特徴を教えてください。

  A.一般に，メインボックスを真空に引いてガス置換できるものを真空グローブボックスと呼んでいます。真空置換型，バキューム型と呼ぶことがあります。グローブボックス内部を真空ポンプで排気してから窒素などのガスに置換しますので、迅速に低湿・低酸素の作業環境を作り出す事ができます。サンプラテック製品では、VSC-1000・VG-800・VG-600・400型・M-600Hが該当します。
  　一方、ガス置換グローブボックスは、大気圧型とも呼ばれ、土壌分析などを中心に水分よりも酸素濃度の制御が重要視される場合に利用されます。サンプラテック製品では、G型・DOM-I・DOM-IIが該当します。
  
  （株）サンプラテック　品質保証

• Q.グローブボックス（チャンバー）の中から電気信号を外部に取り出せる？

  A.真空環境に対応している端子を取り付けることによって実現可能です。弊社の特注工房へご相談下さい。
  
  （株）サンプラテック　品質保証

• Q.標準では右側にあるパスボックス。実は左につけて欲しい・・・。

  A.対応可能です。弊社の特注工房へご相談下さい。
  
  （株）サンプラテック　品質保証

• Q.メインボックスに入れた試料の温度や湿度を測定したいのですが。

  A.真空環境に対応している端子を取り付け，そこに熱電対をセットすれば測定可能になります。弊社の特注工房へご相談下さい。
  
  （株）サンプラテック　品質保証

• Q.メインボックスやパスボックスの寸法を変更できますか？

  A.可能です。図面などご希望の仕様を弊社にお伝え頂けましたら、お見積させて頂きます。弊社には、カタログやPla.com上に掲載していない仕様についても，数多くの規格外仕様をお作りしている実績がございます。
  
  （株）サンプラテック　品質保証

• Q.グローブボックス内の置換ガスには、どの様な種類がありますか？

  A.窒素ガス・ヘリウムガス・アルゴンガスのような不活性ガスがよく使われております。
  
  （株）サンプラテック　品質保証